ファーストステージ第1回(再放送)

女神になりそこねた樹音

長い再放送期間に入っても、なかなかその日のうちにその日の放送分を見ることが出来ない。なので、火曜日の深夜に昨日放送された紙フトの第1回を見ていたりする。今見ると、これまでの戦績と重ね合わせてみたりするわけで、当時見たときよりも面白い。「毎日勝って 紙フトの女神になる」と言っていた樹音はあえなくK-2落ち。
最初の3チームの総当たり戦が、今見るとかなり新鮮。サッソウ、ワルブルはそれぞれそれなりのチームができていたが、トオボエは試行錯誤している。今では郁哉が不動のQBだけど、サッソウを直接対決で破った時はエマがライアンへのパスを通しているし、ワルブル戦ではライアンがQBをやってたりしている。よくこれで連勝したもんだ。
そして、視聴者チームとの第1戦相模原ジュニアーズ戦が、また低レベル。両チーム2回ずつの攻撃で、通ったパスはサッソウのわずか1本。それも風に流されてのラッキーパンチ的なもの。最後は遼希のギリギリフィールドゴールで何とかサヨナラ勝ちを拾う有様。今では、バーンズキャッチで磐石の強さを誇るサッソウ。この頃よりは格段の成長を遂げている。ただ、それは紙フトには経験が必要だという何よりの証拠。いつでも初体験の視聴者チームとの差は広がるばかり。結果としてコーナーを面白くなくしている要因になっているのは皮肉。
このコーナーの楽しみは、年度末にあるであろうこれまでのてれび戦士チーム総集合でのNo.1決定戦だけになってしまったと言ってもいいかもしれない。
強力飛行機をバックにロングパスを決めまくった播磨、高速速攻の長浜のような強烈な個性とオフェンス力を持った視聴者チームの登場に期待したい。