第9回

法案は「マラソン大会で一緒に走る約束をしたにもかかわらず先に行ってしまった人は百円以下の罰金を科する。」。
メンバーは高橋郁哉(指きりげんまん党代表)、ド・ランクザン望篠原愛実永島謙二郎近藤エマ木内梨生奈藤本七海
よくありがちなネタ。ちびまるこちゃんでもそんなのがありました。こんなもん、最近の悪しき「横並び意識」の典型例。ダメに決まっとる。100円の罰金ってのも、ちょっとNHK的にどうなのよ。問題の本質が違うところに行ってしまう気が。根本的に「マラソン大会」の意義がわかっていない愛実。「約束は破るためにある」と夏の舞台を思い出される言葉を出してみる望だが愛実はスルー。「走れメロス」は問題が違いすぎるだろう。てか、この議題の本質はどこなのか。「約束を守る」にしても、この「マラソン大会」についての議題ならば、ちょっと論点が違うんじゃないか?「けんちゃ〜ん」と賛成派に呼び戻される謙二郎。「好きな人をばらす」と言う愛実の脅迫に対し、「こっちも愛実の好きな人をばらす」と逆脅迫の謙二郎。レッドの言うとおり「お互い言い合え」ば良かったのに。
4vs3で勝手憲法605条に可決。いくらお遊びとはいえ、この法案を可決させるのはNHK的にどうなんだろう。最後のレッドの一言は「やっぱ約束は大事」だったが、そういう問題じゃないだろう。そもそも論として「そんな約束をするのがダメ」ってことをレッドは最後に付け加えるべきじゃなかったか。天てれとはいえ、その辺は「教育テレビ」らしさを出しても良いと思うのです。