第3回 2002年度 ADヤマモトの極秘資料室(俵有希子)

山本と小芝居の有希子

第1回が2000年度、第2回が2001年度だったので、今回は2002年度、と思ったのだけれど、この極楽とんぼ司会の年では、なかなかこれといった印象的なシーンが思いつかなかった。でも、やっぱりこの年ならではのコーナーを考えるならば、てれび戦士の秘密を暴く「ADヤマモトの極秘資料室」だろう。僕のハードディスクの中には女子10人*1と男子1人*2のものが残っていた。第1回の舞のときはわずか4分のあっさりしたコーナーで、山本のコスプレもなしだったのだけれど、回を追うごとに発展していき、最終的には6、7分のコーナーとして落ち着いている。そして、この有希子の回は史上最長の8分20秒。そして、唯一2人のてれび戦士が同時に登場した回でもある。

この年が3年目の中学校一年生。最終年度となった有希子。最初に結婚願望に関する話での山本との小芝居なども慣れたもの。序盤は、昔の写真を見せたりしながら、有希子のお姫様願望を突っ込む形で比較的平穏な展開。王子様を求める話から、自分の城を求める話になったところで、状況が急変。祖父母にテディベアをねだる有希子。俵家のおじいちゃんとおばあちゃん(加藤夫妻)は、前年度の妹・俵小百合の新人紹介以来2度目の登場*3。加藤に「ちょっとキモイ」と突っ込む、慣れすぎた有希子。加藤はちょっとイラっと来ていた。自分の部屋が欲しいため、小百合との同居を解消し、出て行く有希子。そして、父親の冷蔵庫を小百合の部屋に押し付けた事が発覚。小百合は冷蔵庫を仕方なく物置として使用。その写真を目の前にして、突然泣き始めてしまう有希子。ちょっと精神不安定。そして、泣く泣く冷蔵庫回収を表明。大喜びの小百合。だが、フレームインしてくると「お姉ちゃんを泣かせたな!」と加藤に怒る。しかし、後に何かのコーナーで、まだ冷蔵庫が小百合の部屋にあることが発覚。結局この有希子の反省も一時的なものだったようで・・・。




この有希子の涙が、後のこのコーナーに出るてれび戦士たちに緊張を与える。志穂も登場した瞬間に「泣かないぞ」とか言ってたりもする。この有希子の回が女子戦士としては第3回目*4。この後、身内登場や、私物持ち込みまくりでさらにエスカレートしていくコーナーであった。個人的には有沙の回と東奈の回が好き。

*1:なぜかジョアンの回だけない

*2:なぜか熊ちゃんのみ

*3:前回はVTR、今回は写真

*4:1回目は舞、2回目はちひろ